コーディネーター・渡辺のプロフィール紹介

39歳の男性ユタカさん(仮名)と29歳の女性アヤさん(仮名)は私が深く関わったお二人なので特に印象に残っています。

アヤさんはご入会時、年齢が近いことをご希望条件のひとつとして挙げられていました。
フェリーチェでは10歳くらい上まではご紹介対象であることをお伝えしてご理解いただいたものの、年が離れている人とはおつきあいしたことがなく、話も合わないだろうからできれば避けたいと思われていたようでした。
月2回、年齢の近い方はもちろん8~9歳年上の方も含めてご紹介をしていったんですけれども、やはり年の離れた方にはお申込みいただけなくて。

それでも何度か面談をさせていただくなかで少しずつお申込を増やしてくださるようにはなったのですが、いざお見合いしてもなかなかピッタリくる方と出会えないという状況が長く続きました。

そして、1年の会員期間は残り1か月、アヤさんが「もうダメかもしれない」とすっかり弱気になられていた頃に、ユタカさんがご入会されたんです。
39歳のユタカさんはとても感じのいい方でしたが、お医者様というお仕事柄、お休みが不定期なので女性とおつきあいしてもなかなか会えず、交際が続かなかったようです。
自分からマメに連絡するタイプでもないそうでしたので、女性が放っておかれたように感じるんでしょうね。

アヤさんはご家族が医療系にお勤めで、まともにお休みも取れないお父様の姿などを見てきていらっしゃるので、マメではないユタカさんにも寛大でいられるかもしれない、そう思いまして、年が離れてはいたんですけどお二人をお引き合わせしました。

いざお見合いになってしまえば、旅行のお話などで時間を忘れるくらい盛り上がられて、すぐに連絡交換になりました。
アヤさんの楽しそうなかわいい笑顔にユタカさんは一目惚れしたようです。

アヤさんも最初は敬遠していた年の離れた方だったのですが、話が合ったことで印象は良かったみたいですね。
連絡交換になった後、ユタカさんがお忙しくて気持ちがすれ違ったりしないかと心配だったのですが、意外にも筆不精なユタカさんが頻繁にメールでご連絡し、時間を作ってお会いにもなっているみたいで驚きました(笑)。

よく聞いてみましたら、偶然にもユタカさんにはお勤めの病院以外に週1回通っている病院がアヤさんのご実家の近くだったようで、空いた時間を縫って会いやすかったんでしょうね。
デートの帰りにアヤさんを送っていったらご両親にバッタリなんてこともあったそうです。「これもご縁ですかねー」と照れておっしゃっていました。

ご婚約が決まって当社にお越しいただいたときに、アヤさんが「あきらめようかと思いましたけど、渡辺さんが言っていた“決まるときはすんなり決まる”っていうのは本当なんですね」と言ってくださったのが嬉しかったのを覚えています。
つないだ手をブラブラさせながら幸せそうに帰っていかれたお二人の姿がとても微笑ましかったです。

アヤさんにお取次ぎをしても良いお返事がいただけない状態が続いていたときに、これではいけないなと思いまして、面談をさせていただいたんですね。
そのときにアヤさんからは結婚したい思いが十分に伝わってきましたので、「選ぶだけでなく、選ばれる立場でもあるんですよ」ということを敢えて申し上げました。

「どこに赤い糸の出会いがあるかわからない、まずは申し込んでお会いしてみないと始まらない」と根気強くお話ししたことで、10歳年上のユタカさんともお会いになろうと思っていただけたのかもしれません。

ユタカさんには、とにかく二言三言のメールでいいから連絡を取ってくださいと。
思っているだけじゃ思いは伝わらないし、特に結婚前は気持ちが揺れていますから、やっぱり連絡がないっていうのは不安になりますよね。

当直のときは翌日の夜8時まで働くっていうようなこともあるみたいなんです。
そんなときに連絡するのは面倒ですが、「今終わった、おやすみ」の一言だけでもメールしてあげると女性は安心するものだとお伝えしましたら「わかりました」と言ってくださって。

おつきあいを始められてからは、お二人ともグルメだったので、アヤさんが2~3件お店の候補を出してユタカさんが選ぶということをなさっていたそうです。
デートのお店探しをしなくていいので忙しいユタカさんも助かりますよね、「選んでくれてありがとう」と必ずお礼を言うそうです。

そんな風にお互いに思いやりを忘れないところがお二人の絆を深めたのかなと思います。

フェリーチェは男性が皆さん医師・歯科医師の方なので、お見合いのセッティングもひと苦労なんです。
「2時間遅れます」とか、「緊急呼び出しで今日は行けなくなりました」とか、普通のお見合いではあり得ないことが起こるのです。
お相手が女医さんだったりするとますます大変、どちらかがちょっと譲る気持ちがないと永久に平行線になってしまいますから。

でも、お見合い相手が同じ時期に入会しているというのはそれだけで奇跡じゃないですか。
その奇跡的な偶然というご縁を根気強く結び付けていくのがコーディネーターの役割なのだというのはいつも思っています。

そのためにはまずは会員様と良い関係を築きたいですね。趣味について聞いたら顔が輝いたとか、仕事の話をするときの目が生き生きしているとか、地元のお話をしたら乗ってきてくれたとか、心の扉を少しでも開いていっていただくことが生きがいのようになっているかもしれません。

うまくいかないときには会員様も焦る気持ちをぶつけてこられますよね、そういった会員様のお気持ちを受け止めるのはもちろんのこと、良いご縁を探すために、フェリーチェではスタッフ同士で定期的にミーティングをしているんです。
自分が担当する会員様だけじゃなく、他の会員様の人となりや近況なども情報収集しながら、ベストなご紹介ができるように心がけています。

そして、お見合いをセッティングしていくことも大切な仕事ですけども、交際に入られたら役目は終わりというわけではありません。
スムーズにご成婚に向かっていただくために、デートのお店選び、プロポーズのタイミング、親御様への挨拶、両家の顔合わせ、挙式のことなど、スケジュール感を含めて結婚までの段取りをサポートするのも会としての重要な役割だと思っています。

お見合いが思うように成立しないストレスや、あのアドバイスで良かったんだろうかというジレンマはありますよ。
でも、ご成婚になれば皆さんお礼をおっしゃってくださいますから、そんな思いは吹っ飛んでしまいますね。

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